医療事件の対応
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医療被害者には「5つの願い」があると言われています。①原状回復、②真相究明、③反省謝罪、④再発防止、⑤損害賠償です(加藤良夫他「医療事故から学ぶ」中央法規出版)。患者・家族が医療被害に遭ったと考えた場合、これらの願い、思いがあることを頭に置きながら対応するだけで、その後の対応は大きく異なると考えられます。
現在は電子カルテによって記録が正確に保存されていることから、事実を隠蔽するなどの不正な行為はほぼできないと言っていいでしょう。ですから、患者・家族の願いにそった形での解決をはかることが重要となってきます。一度崩れた信頼関係の回復は難しいものですが、このような視点で対応することにより、信頼関係の再構築は可能であると考えています。
当事務所では医療機関側の代理人になる弁護士がいますので、ご相談ください。