白取 祐司
(しらとり ゆうじ)

◆ひとこと
 この度、ご縁があってウェール法律事務所において、弁護士としての第一歩を踏み出すことになりました。これまで三十有余年、私なりに実務を意識しながら刑事法、とりわけ刑事手続の研究に取り組んで参りましたが、如何せん、書物に軸足を置いた知識(connaissances livresques)という限界を感じることも稀ではありませんでした。研究者としての私は、適正手続の保障や刑事弁護の充実を訴えて参りましたが、今後は、それを実務・実践の場で現実に活かしていければ、と考えております。むろん、自分が実務家として未熟であることは承知しつつも、しっかり実務的スキルを身につけ、人々を支え役に立つ法曹として実務に携わっていく所存でおります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

出身地 北海道札幌市
司法試験合格年 1977年9月
法曹資格取得年 1981年4月
登録年 2017年4月
電子メール siratori@ver-law.ne.jp
学歴/経歴 1977年3月 北海道大学法学部 卒業
1977年4月 北海道大学大学院法学研究科博士前期課程 入学
1979年3月 同課程 修了
1979年4月 最高裁判所司法研修所 入所
1981年4月 同所 修了
1981年4月 北海道大学大学院法学研究科博士後期課程 入学
1984年3月 同課程 修了(法学博士)
1984年4月 札幌学院大学法学部助教授
1989年3月 同大学退職
1989年4月 北海道大学法学部助教授
1993年1月 同大学教授
2000年4月 北海道大学大学院法学研究科教授
2006年4月 北海道大学法学研究科法律実務専攻長(法科大学院長)
      (~2008年3月まで)
2014年1月 名誉博士(フランス・ポワチエ大学)
2015年4月 北海道大学名誉教授
2015年4月 神奈川大学法科大学院教授(現在に至る)
著作等
【単著】
  • 『一事不再理の研究』
    (日本評論社、1986年)
  • 『論文講義刑事訴訟法』
    (早稲田経営出版、1990年)
  • 『刑事訴訟法』
    (日本評論社、1999年)
  • 『刑事訴訟法(第2版)』
    (日本評論社、2001年)
  • 『刑事訴訟法(第3版)』
    (日本評論社、2004年)
  • 『刑事訴訟法(第4版)』
    (日本評論社、2007年)
  • 『刑事訴訟法(第5版)』
    (日本評論社、2008年)
  • 『刑事訴訟法(第6版)』
    (日本評論社、2010年)
  • 『フランスの刑事司法』
    (日本評論社、2011年)
  • 『刑事訴訟法の理論と実務』
    (日本評論社、2012年)
  • 『刑事訴訟法(第7版)』
    (日本評論社、2012年)
  • 『刑事訴訟法(第8版)』
    (日本評論社、2015年)
  • 『刑事法』
    (放送大学教育振興会、2016年)
  • 『刑事訴訟法(第9版)』
    (日本評論社、2017年)

 

【編著】
  • 刑法理論研究会『現代刑法学原論』(第3版)
    (三省堂、1996年)(共編著)
  • 『事例DE法学入門』
    (青林書院、1998年)
  • 『刑事司法改革と刑事訴訟法』上下巻
    (日本評論社、2007年)(村井敏邦・川崎英明と共編著)
  • 『新・コンメンタール刑事訴訟法』
    (日本評論社、2010年)(後藤昭と共編著)
  • 『新・コンメンタール刑事訴訟法[第2版]』
    (日本評論社、2013年)(後藤昭と共編著)
  • 『刑事裁判における心理学・心理鑑定の可能性』
    (日本評論社、2013年)
  • 『プロブレムメソッド刑事訴訟法30講』
    (日本評論社、2014年)(後藤昭と共編著)
  • 『刑事訴訟法理論の探究』
    (日本評論社、2015年)(川崎英明と共編著)
  • 『日本版「司法取引」を問う』
    (旬報社、2015年)(今村核、泉澤章と共編著)

 

【共著】
  • 『盗聴立法批判-おびやかされる市民の自由』
    (1997年、日本評論社)25-32頁、156-177頁
    (共著者=小田中聰樹・村井敏邦・川崎英明)
  • 『法科大学院ケースブック刑事訴訟法』
    (日本評論社、2004年)
    (共著者=加藤克佳・川崎英明・後藤昭・高田昭正・村井敏邦)
  • 『法科大学院ケース ブック刑事訴訟法[第2版]』
    (日本評論社、2007年)
    (共著者=加藤克佳・川崎英明・後藤昭・高田昭正・村井敏邦)
  • 『目で見る刑事訴訟法』
    (有斐閣、2002年)、116頁(11頁-46頁)
    (共著者=田口守一・佐藤博史)
  • 『目で見る刑事訴訟法(第2版)』
    (有斐閣、2009年)、144頁(15-52頁)
    (共著者=田口守一・佐藤博史)

 

【訳書】
  • ジル・ペロー『赤いセーターは知っていた』上下巻
    (1995年、日本評論社)

 

【最近の論文】
  • 「裁判員裁判の健全な定着化のために」
    法社会学72号(2010年)148-152頁
  • 「公訴時効制度『見直し』法案への疑問」
    法律時報82巻5号(2010年)1-3頁
  • 「歴史の区切りと残された不条理
    ―横浜事件の再審、刑事補償決定を考える」
    新聞研究706号(2010年)65-68頁
  • 「法改正と刑事訴訟法」
    法学セミナー55巻7号(2010年)10-13頁
  • 「法と心理学の協働の実際―法学者からのコメント」
    法と心理9巻1号(2010年)59-60頁
  • 「刑事司法における心理鑑定の可能性」村井敏邦先生古稀記念論文集
    『人権の刑事法学』(日本評論社、2011年)577-595頁
  • 「『推認』有罪の説得力を問う」
    世界824号(2011年)57-61頁
  • 「日本の裁判員裁判の現状と課題」
    法学研究(韓国・釜山大学)52巻4号(2011年)99-115頁
  • 「フランス刑事証拠法と事実認定」『三井誠先生古稀祝賀論文集』
    (有斐閣、2012年)775-795頁
  • 「刑事訴訟法における価値選択の諸相
    ―20世紀型対立図式と21世紀型対立図式」
    法学セミナー687号(2012年)34-38頁
  • 「当事者主義と証拠法」
    季刊刑事弁護70号(2012年)17-22頁
  • 「諸外国は国家の秘密と市民の自由にどう向き合っているか―フランス」
    田島泰彦=清水勉編『秘密保全法批判』
    (日本評論社、2013年)199-207頁
  • 「最近の控訴審の変化と今後の展望」
    季刊刑事弁護74号(2013年)18-22頁
  • 「フランスの警察留置法制の現在」
    福井厚先生古稀祝賀論文集『改革期の刑事法理論』
    (法律文化社、2013年)23-42頁
  • 「今、『新時代の刑事司法』の方向性を問う」
    世界846号(2013年)225-233頁
  • 「裁判の効力」(新・法律学の争点シリーズ)
    井上正仁=酒巻匡編『刑事訴訟法の争点』
    (有斐閣、2013年)190-191頁
  • 「刑事証拠開示の諸相」
    札幌学院法学30巻2号(2014年)197-220頁
  • 「法制審特別部会は課題に答えたか?」
    法律時報86巻10号(2014年)4-9頁
  • 「証拠開示」川崎英明=三島聡編『刑事司法改革とは何か―
    法制審議会特別部会「要綱」の批判的検討』
    (現代人文社、2014年)57-65頁
  • 「フランスの刑事司法と『市民参加』法」
    『曽根威彦先生=田口守一先生古稀祝賀論文集』下巻
    (成文堂、2014年)551-568頁
  • 「フランスの刑事弁護―その沿革と実態」後藤昭=高野隆=岡慎一編
    『実務体系・現代の刑事弁護3・刑事弁護の歴史と展望』
    (第一法規、2014年)253-274頁
  • 「戦後刑事訴訟法学の歩みと現状」川崎英明=白取祐司編著
    『刑事訴訟法理論の探究』
    (日本評論社、2015年)1-18頁
  • 「海外の司法取引制度とその運用・フランス」
    白取祐司=今村核=泉澤章編著
    『日本版「司法取引」を問う』
    (旬報社、2015年)142-155頁
  • 「フランス行刑の最近の動向」
    犯罪と非行181号(2016年)187-202頁
  • 「基礎理論」川崎英明=葛野尋之編『リーディングス刑事訴訟法』
    (法律文化社、2016年)1-15頁
  • 「『改正』刑事訴訟法をどうみるか―『取調べ全過程可視化』という欺瞞」
    世界885号(2016年)29-32頁
  • 「再審に新しい風を!」「白鳥決定40周年」記念出版編集委員会編
    『再審に新しい風を!』
    (日本評論社、2016年)110-124頁
  • 「訴因と予断排除」美奈川成章先生・上田國広先生古稀祝賀記念論文集
    『刑事弁護の原理と実践』
    (現代人文社、2016年)200-217頁
  • 「取調べの録音・録画と実質証拠化問題」浅田古稀
    『浅田和茂先生古稀祝賀論文集[下巻]』
    (成文堂、2016年)145-158頁
  • 「『改正』刑事訴訟法を批判する―可視化問題を中心に―」
    法学館憲法研究所報15号15号(2016年)61-78頁
  • 「秘密保護法、盗聴法・刑訴法、共謀罪と治安国家・監視社会化」
    法と民主主義514号(2016年)16-21頁
  • 「私の視点―可視化映像の実質証拠化と事実認定」川崎英明ほか編
    『2016年改正刑事訴訟法・通信傍受法条文解析』
    (日本評論社、2017年)198-202頁
主たる取扱業務
  • 刑事事件
  • 少年事件